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店長のハナです。いつも「リサイクルきもの華」をご愛顧頂きまして、ありがとうございます

【心の歌】

古今和歌集 恋歌廿番 161番
つれもなき 人を恋ふとて 山彦の こたふばかりも 嘆きつるかな
 (現代語訳) 薄情者のあの人を恋したあげく、私は山のこだまが返事をしてくれるぐらいの大きなため息をしてしまったことであるよ。
 


  【ハナの一言】   
   上の和歌は恋歌です。
  作者が好きになった人はどうも薄情者のようですね。「山のこだまが返事をしてくれるぐらいの大きなため息をついた」と嘆いている作者。思い通りにならない恋なのか、あるいは相手に愛想をつかされているのか、嫌がられているのか、或いは片思いなのかもしれません。山にこだまするほどの大きなため息っていったいどれぐらいのものなんだろうかと思うと、つい微笑んでしまいますが、当の本人にとってはそれはそれは真剣そのもので、死ぬほど苦しい恋なのだと思います。その思いを五・七・五・七・七の和歌に吐き出すようにして詠っているところに作者の人間味が溢れているようで感動を覚えます。

 苦しみや悲しみ、怒りなど、つらい気持ちをひとり胸の内にため込んでしまうと、果てしなくどんどん沈んでしまって、その重い気持ちに自分が圧し潰されてしまいます。そうなる前にパンパンになった悩み袋の栓を時々は抜いてあげることが大事ですね。たとえばこの歌の作者の「こだま」のように・・。(^^) 


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